アトピー性皮膚炎の治療について

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アレルギー反応は大きく分けて4つの型に分類されますが、以前はアトピー性皮膚炎の場合、即時(アナフィラキシー)型であるT型とされることが多かったようです。しかし、最近ではW型である遅延(ツベルクリン)型との混合であるとの見方が一般的です。

アレルゲンなどに反応した結果、皮膚に炎症を生じ、それがかゆみと知覚され、掻き壊しにより炎症がさらに広がる、これが一般的なアトピー性皮膚炎の理解といえるでしょう。さらに、掻き壊しにより皮膚のバリアが低下すると、感染症などの二次的な疾患も併発したり、かゆみにより睡眠が取れないなどの生活に支障が現れると、体力の低下などからアトピー性皮膚炎そのものを悪化させることもあります。

やっかいなのは、患者自身が自覚できる症状はかゆみに集約されることです。したがって、かゆみを押さえる治療を一番に考えがちになりますが、かゆみはアトピー性皮膚炎の原因ではなく結果に過ぎませんから、本当の原因というのを解消しない限り炎症が出たり引いたりを繰り返しながら徐々に悪化することがあります。

さらに、現在行われているアトピー性皮膚炎治療の主な対象も「かゆみ」に集約されがちです。そこで、「かゆみ」という症状がどのような意味合いなのかについて述べてみたいと思います。まず、最初に知っておきたいことは、アトピー性皮膚炎により現われる「かゆみ」「炎症」という症状は、あくまで「結果」であって、病気そのものではないということです。

アトピー性皮膚炎という疾患を考える上では、「かゆみ」という体に現れた現象のみに重点をおくのではなく、「かゆみ」がなぜ引き起こされたのかを考え、そして、その原因となった状況(生活や生活環境内の原因が多い)を取り除く努力こそが、本質的な意味での「アトピー性皮膚炎克服のための条件」ということが言えるでしょう。

かゆみを治療することももちろん大切ですが、同時にアトピー性皮膚炎を体に「症状」として出さなければならなくなった原因を探り、解消することも大切だということです。
posted by アトピー性皮膚炎の対策 at 23:33 | アトピー性皮膚炎の対策
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