もしアレルギーがなかったら?

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アレルギー体質がなければ、例えば有害な食べ物を食べても下痢や嘔吐も起きない、つまり生体維持が非常に困難になるということです。また、「アレルギー体質」の強弱は、生活環境によっても変化します。 毎年、春になると、花粉症に悩まされる方は、年々増加しています。 「去年までは大丈夫だったのに!」という話も、良く聞きますが、これも、アレルギーの感受性が、生活環境により変化するためと言えます。

このように、アトピー性皮膚炎とは、広義に考えるならば、インフルエンザのような共通する特定の原因により引き起こされる「単体の疾患」ではなく、個人個人が異なった原因により共通の症状が引き起こされる「症候群」的疾患であると言えるでしょう。アトピー性皮膚炎とは、主たる病変部が皮膚に現れやすい疾患ですが、その原因が皮膚に直接あるわけではありません。

無論、掻き壊した後で、感染症にかかった場合など、アトピー性皮膚炎の症状そのものを悪化させる要因が皮膚そのものに考えられることはあります。しかし、アトピー性皮膚炎そのものの病態から考えると、疾患としての原因は、皮膚ではなく、体そのものの問題であることが多いと言えます。人間の皮膚は、「内臓の鏡」と言われるように、体内の異変を知らしめる役割も持っています。

例えば、肝臓病の方の場合、脂っこいものやお酒を飲むと、皮膚に蕁麻疹が見られることがあります。また腎臓病の方の場合、皮膚が黒ずんでくることがあります。これらは、症状は皮膚に見られるわけですが、もちろん皮膚そのものに異常があるのではありませんから、いくら皮膚を治療しても、元となる肝臓や腎臓の状態を改善しない限りは、繰り返し再発することになります。アトピー性皮膚炎の場合も同様です。
posted by アトピー性皮膚炎の対策 at 13:46 | アトピー性皮膚炎の対策
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