乳幼児のアトピー性皮膚炎

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アトピー性皮膚炎の診断では「特徴的な皮疹」「強いかゆみ」「症状が反復して、慢性に経過する」の3つを満たすことが基本的な条件といえます。これに血液検査、皮膚テストの結果や家族内のアレルギー性疾患の有無などを参考にして診断されます。

アトピー性皮膚炎は「慢性」の湿疹のため、以前は1歳になる前に診断を下すことには慎重でしたが、現在では3カ月以上その特徴的な皮疹が反復・持続するなら、アトピー性皮膚炎と診断されています。乳児期の湿疹の多くは生後4〜5カ月頃までに軽減するため、離乳食開始後も皮疹が続く場合、新たに出現する場合はアトピー性皮膚炎が疑われます。

乳幼児のアレルギー症状は、はじめ皮膚症状(湿疹、蕁麻疹など)や消化器症状(嘔吐、下痢など)として現れることが多いのですが、1歳前後から呼吸器(咳、喘鳴など)、さらに眼・鼻と症状の出やすい臓器が変わることがあり、これを「アレルギーマーチ(行進)」と呼んでいます。多くは成長とともに改善(自然治癒)してゆくのですが、アレルギー体質が強い場合は原因を除くとともに、症状が進行しないように早めに対応することが大切です。

アトピー性皮膚炎の場合、衣類の素材、石鹸・洗剤、食物、ダニ、ハウスダスト、心身ストレス、汗、紫外線など、原因や悪化の要因はさまざま。生活環境の見直しで症状が改善することも多いので、主治医の指示のもと適切なケアを心がけましょう。私たちが口にした食物は、胃や腸で消化されてから体内に吸収されます。

タンパク質はアミノ酸レベルにまで分解され、腸管から吸収されます。発育途上の乳幼児はこうした消化吸収能力が未熟であり、免疫の機能も未発達。そのため早い時期から異種タンパク質を与えすぎると、体が処理しきれずにアレルギー反応を起こしてしまうのです。
posted by アトピー性皮膚炎の対策 at 11:24 | アトピー性皮膚炎の対策
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